カリウムって腎臓に悪いの!?間違った知識で損をしないで!

健康

以前、高血圧の治療中の方にお薬の説明をしている時、次のように言われました。

「カリウムって腎臓を悪くするでしょ?野菜も生で食べないように気を付けてるの」

!?

このように、カリウムが腎臓に良くないと思っている方いるのでしょうか。

カリウムはほとんどの人にとっては腎臓を悪くするようなことはなく、むしろ腎臓に良いことのほうが多いのです。

今回はカリウムの性質について、そして摂取の方法について説明します。

カリウムって何?

カリウムとはミネラルの一つです。カルシウムとかナトリウムとか聞いたことあると思いますがその一つです。

人間の体の中や食べ物など生物の細胞に豊富に含まれていて、とても重要な役割をしています。

カリウムってどんな働きがあるの?

カリウムは血圧を調節する役割があります。塩分(ナトリウム)を摂りすぎると血圧が上がってしまうのは良く知られていると思いますが、カリウムはその過剰なナトリウムを体外に出す働きがあり、血圧を下げる効果があります。

また、筋肉が上手く動くようにしてくれる作用もあります。心臓も筋肉でできているんおで、心臓の機能の調節にも関与しています。カリウムは体内の主に筋肉などに多く含まれているからです。

カリウムは多くても少なくてもダメ

カリウムは体に大切なものという話はしてきました。しかし、このカリウムは少なすぎても多すぎても良くないのです。

ならしっかりコントロールしないと!となるのですが、実は体は良く出来ていて、体の中でカリウムのバランスを上手く調節してくれているのです。なのでほとんどの人はカリウムが足りなくなったり、多くなったりすることは無いのです。

カリウムが不足することは無いの?

みなさん、暑い日が続いてだるさを感じたりなんか調子悪いことってありませんか?誰もが経験がある夏バテです。実は夏バテの原因の1つが低カリウム状態なのです。

夏場など、汗を沢山かくことにより汗からカリウムが出て行ってしまいます。そのような状態が続いて低カリウム状態となってしまいます。

低カリウム状態では、筋肉に力が入りにくくなったり、吐き気や嘔吐、痙攣などの症状が起きることがあります。

カリウムが多くなることは?

カリウムが多くなることは基本的にはありません。カリウムは尿から出ていくため、ほとんどの人は正常に保つことができます。

しかし、腎臓の機能が悪い方、高齢となり必然的に腎臓の機能が弱くなってきている方は注意が必要です。

腎臓の機能が弱くなると尿を作る機能が制限されて、カリウムが出て行かなくなります(カリウムに限ったことではないですが)。おそらく、この情報が正確に伝わらなくてカリウムが腎臓に悪いと思う人がいるのではないかと思ってます。

カリウムが腎臓を悪くするのではなく、腎臓の機能が弱くなるとカリウムを摂り過ぎたらダメなのです。

カリウムが多くなると、吐き気や嘔吐、しびれを感じたり、ひどい場合は不整脈を起こすなど重大なことを引き起こすことがあります。腎臓が悪い方は医師や薬剤師の指導をしっかり受けてコントロールしましょう。

カリウムはどうやって摂取するの?

カリウムの摂取についてはほとんどの人はそんなに意識することは無いのですが、血圧が高かったり、血圧が気になったりする方は少し多く摂取できたらいいと思います。

反対に、腎臓の機能が悪くなってきていると言われていたり、実際に治療中の方々はカリウムの摂取を必要に応じて制限していく必要があります。

カリウムが多く含まれる食品として、昆布やワカメなど海藻類がよく知られています。なので海藻類を摂るのが良いのですが、普段から海藻類を豊富に摂取するのは難しい方もいると思います。

なので意識してほしいことは、生のままの食材を食べることです。カリウムは細胞の中に多く含まれているので、加熱処理をしてしまうと、壊れた細胞から流れ出てしまいます。

また、加熱処理をする場合も、例えばお味噌汁などでは流れ出たスープごと食べることができるのでカリウムを逃すことなく摂取できます。

カリウムを控えたい人はこの逆のことを意識しましょう。基本的に生のものは控えることでカリウム量はグッと減ると思います。併せて、医師や薬剤師の食事指導をしっかり聞いてくださいね。

最後に…

カリウムはとても大切だということがわかってもらえたと思います。ですが、偏った食生活にならないようにバランスよく色々なものを食べるのが私は良いと思います。その中で知識としてカリウムの大切さや摂取方法を知っていると良いと思います。皆さんが健康でいられたら良いと思ってます。

Follow me!

コメント

PAGE TOP